城山最新マルチピッチルートに行ってきました

私のオールボルトのマルチピッチクライミングデビューは城山でした。

クライミングを始めて半年ほど経った頃で、まだ分からないことも多く、ハンギングビレイの居心地の悪さやロケーションの素晴らしさなど、マルチピッチクライミングならではの体験を記憶しています。

今回は城山に新しいマルチピッチルートが開拓されたので、実に9年ぶりに城山マルチピッチクライミングへ行ってきました!

アプローチ等の詳細は、ROCK&SNOW最新号 #109を参照ください。

乾いた砂が崩れる斜面のトラバースや、浮石のガレ場など歩きにくい箇所もありますが、Fixロープや目印などがあるので、迷わず行けば(63と赤字で書いてある岩の辺りから直上すると取り付きに繋がるFixが見えてきます)30分もかからずに取り付きに着きます。

取り付きの壁は、右にスチーム・ボーイ5.11bと左にグラン・ブルー5.11cが並び、おしゃれな看板も下がっています。

今回グラン・ブルー5.11c目当てで来たのですが、取り付きで会った知り合いのローカルクライマーはグラン・ブルーに取り付く人はほとんど見ない、そして掃除が必要そうだと教えてくれました。

城山のマルチピッチクライミングのゲレンデである印象に加え、ロクスノ掲載直後のため人気で混雑しているのでは、とまで思っていたのに後続すらいなくて拍子抜けでした(笑)

【ルート内容】

Le Grand Bleu 5.11c 5p ※私は奇数ピッチを担当

1p 5.11a 30m 11bolts

3ピン目までが陽が当たっておらず、出だしで悴んで落ちそうでした。

地衣類がうっすらと岩を覆っていてホールドする場所を手で擦りながら登り、

ホールドが分かりにくい下部を越えた後は層状になっていて面白かったです。

2p 5.10b 30m 12bolts

ホールドの距離感が少し遠い緩傾斜〜垂壁をぐいぐい登り、

心許ない木の根っこを掴んでマントル返すと快適なブランチテラスに到着します。

3p 5.10c 30m 8bolts

ブランチテラスからの出だし、トラバース中に1ピンあり登っていく壁に着くとボルトが直上に打たれています。

最終ピンの辺りは鳥のフンだらけ。最後は5mトラバースでランナウトと書いてありましたが3m程度でホッとしました。

4p 5.11c 30m 9bolts

ハング越えはホールドが見えにくく遠いため、このピッチのリーダーは大きい動きと思いきりで越えていきました。フォローで登ってみるとホールドの遠さと傾斜…

私がこのピッチリード担当だったらチームオンサイトを逃してたかもと思わずにはいられませんでした。

最終ピンから5mほど登ってから終了点があります。

5p 5.7 15m 3bolts

もうトップはすぐそこに。良いホールドが続いていきますがマントルだけ少し迷いました。

終了点は全てのピッチで2本ずつ打たれており、残置カラビナも2枚ずつありました。

最初の下降は終了点横にあるFixロープで10mほど懸垂下降します。ロープを固定している木は細めだったので要確認です。そこから65mのシングルロープで4回の懸垂下降で取り付きに戻りました。

感想としてはチョーク跡はほぼ無く、ホールドを探しながらドキドキワクワクしながら登り、充実したクライミングとなりました。当然この日は前にも後にもこのラインに他のパーティはおらず、待ち時間なく自分たちのペースで登れたのも良かったです。

どのピッチも個性があって面白く、何よりずーっとロケーションが素晴らしく陽当たりもよく気持ちのいいラインでした。

関東周辺で冬に快適に登れる 5.11台マルチはなかなか少ないので、ぜひ訪れてみてください。

Akane

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